現在では魚の消費量は年々減り続け、若い世代の魚離れが進んでいます。
生の魚を見たことがない。
骨がついた魚は食べれない。
そんな子供たちがいる中で、魚屋として何ができるのか。
美味しい魚を売るだけではダメ。
今の時代に合ったやり方で、魚の魅力を伝えるにはどうすればいいのか。
皆様に本当に美味しい魚を知ってもらい喜んでもらうために、
私たちは探求しつづけます。
鹿児島は海に囲まれた県で、多種多様な魚が手に入る、
水産資源が豊かな県です。近海で取れた魚を毎朝市場で購入し、
新鮮なうちに店頭で販売したり、干物などの 加工品にしております。
魚で一番重要なのは目利き、実際に自分の手に取って捌くことで、
魚の鮮度、脂の乗り具合などの魚の状態を把握します。
自分たちが納得した魚でないと売り物にはしません。
なぜならば自分たちが食べたい魚でなければ、
皆様には食べて欲しくないから。
日本には四季があり、それぞれの地域の
旬の魚を味わうこと、それが魚の大きな魅力です。
北の魚には北の良さが、南の魚には南の良さがあり、
獲れる魚も異なります。
秋になれば日本人はサンマを食べたくなるし、
冬には魚やカニを入れた鍋を家族で囲む風景を
思い浮かべるのではないでしょうか。
こういった魚の魅力を伝えていくには、
伝える側の環境を整えることも大事だと考えています。
皆さんに喜んでもらえる仕事を行うには、
働く側が楽しくなければ成り立ちません。
魚の価値・良さといった根本的な部分はそのままに、
伝え方、働く人・環境といった周りを時代に合わせて変えていく、
そして皆で一緒に「楽しみ」を生み出していく、
これからの時代の魚屋としてそうありたいと我々は考えております。
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